診療科・部門一覧

薬剤部・医薬品情報管理室

業務紹介 実績紹介

薬剤部理念

薬剤部理念

安全かつ適正な薬物療法を確保し、最適な医療の提供に貢献する

基本方針

  1. 薬剤の適正使用を推進し、効率的な医療の提供に貢献します
  2. 他職種と連携したチーム医療を推進します
  3. 人材育成の深度化を図り、さらに自己研鑽に努めます
  4. 地域の中核病院として薬・薬連携の推進に努めます

薬剤長挨拶

薬剤部は、当院における医薬品の適正使用・安全管理を担う責任部門として機能しています。患者さんにとって、より安全で、有効な薬物療法を提供するために、薬剤師は医師や看護師とは異なる薬学的視点に立ち、薬のスペシャリストとして専門職能を発揮することが使命であると考えています。また、ヒューマンエラーを最小限に減らすことが、医療安全対策に繋がると考え、電子カルテシステムや部門システムを活用し、様々なチェックシステムを導入し、安全・安心な医療の提供に努めています。

薬剤長 中山 英夫

スタッフ概要

常勤薬剤師 20名(正規職員19名、嘱託職員1名)

薬剤補助員 6名

資格認定

日本医療薬学会 指導薬剤師 1名
認定薬剤師 1名
日本医療薬学会 がん専門薬剤師 1名
日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師 8名
認定薬剤師 2名
日本病院薬剤師会 生涯研修履修認定薬剤師 6名
日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師 1名
日本静脈経腸栄養学会 栄養サポート(NST)専門療養士 2名
日本糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士(CDEJ) 1名
日本医療情報学会 医療情報技師 1名
四病院団体協議会および医療研修推進財団 診療情報管理士 1名
日本アンチドーピング機構 公認スポーツファーマシスト 1名
滋賀県糖尿病協会 糖尿病療養指導士(CDE滋賀) 2名

施設基準

日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設

日本医療薬学会薬物療法専門薬剤師研修施設

業務紹介

調剤・注射薬調剤業務

調剤・注射薬調剤業務
調剤・注射薬調剤業務

入院処方箋にハイリスク薬の簡易薬歴を表示し、バーコード認証による検査値チェックや注射薬照合システムを導入することで、安全かつ効率的な薬物治療に役立てています。

自動錠剤分包機や注射薬自動払い出し機、薬品充填システム、薬品払い出しチェックシステムを導入し、安全管理に努めています。

医薬品管理業務

医薬品管理業務

病院内で使用される約2,100品目もの医薬品の在庫管理や有効期限・温度管理等の品質管理を行い、安定供給する役割を担っています。

化学療法業務(抗がん剤調製)

化学療法業務(抗がん剤調製)

院内の化学療法委員会で承認された治療計画(レジメン)に基づき、抗がん剤管理システムを用いて用法・用量や休薬期間の確認ならびに当日の採血結果を確認したうえで抗がん剤調製を行っています。

化学療法部に薬剤師が常駐し、治療内容、予測される副作用などの説明と副作用モニタリング、支持療法への参画などを行っています。

製剤業務

製剤業務

薬のなかには医療上重要ながら医薬品として販売されていないものもあり、医師の依頼、倫理委員会の審査に基づき製剤を行っています。

病棟薬剤師業務

病棟薬剤師業務
病棟薬剤師業務

病棟では、持参薬の鑑別・報告、指示簿のチェック、患者様への服薬指導、医療スタッフへの情報提供などを行っています。平成29年10月に全11病棟(ICU含む)中8病棟に2名の病棟専任薬剤師を配置することで、病棟薬剤業務実施加算1の施設基準を取得しました。

外来化学療法薬剤師業務

がん専門薬剤師が常駐し、抗がん剤の副作用モニタリング、支持療法の提案、医師と治療方針等の相談、スタッフ教育などを行っています。

薬物血中濃度解析業務(TDM)

血液中の薬物濃度を解析して、安全で有効な薬物治療が実施できるように支援しています。理想投与量、投与間隔、投与期間などを主治医に報告・提案をしています。

チーム医療

チーム医療

医師、看護師など多職種と様々なチームを結成し、薬学的観点から安全で適切な医療を提供できるよう携わっています。当院では以下のような領域でチーム医療に参画しています。感染対策チーム(ICT)、栄養サポートチーム(NST)、緩和ケアチーム(PCT)、糖尿病チーム、心臓リハビリチーム、人工呼吸療法チーム(RST)、認知症・せん妄ケアチーム

治験業務

治験業務
治験業務

平成22年(2010年)12月より治験事務局を設立し、『医薬品の臨床試験の実施に関する基準(GCP)』に基づき治験業務を実施しています。薬剤部が治験事務局を兼務し、調剤室では、治験薬の保管と調剤を行っています。治験事務局では、電子カルテを最大限に活用した精度の高い患者スクリーニングシステムを活用することで、治験プロトコール通りに迅速かつ正確に確実に治験を行う事が可能となり、医師、CRCの業務負担軽減にも貢献しています。

平成29年4月からは治験管理センターとして独立した組織体制となり、センター長に薬剤長が就任しました。

現在3社のSMOと業務契約を締結しています。担当薬剤師2名は、薬剤部との兼務で治験管理センターに所属しています。

治験件数

新規契約数(件) 契約数(例)
平成28年度 12 51
平成29年度 5 37

新人薬剤師教育

プリセプター制度を導入し、新人薬剤師が少しでも早く環境に順応し薬剤師の任務を遂行できるような指導体制をとっています。

また病棟業務では、先輩薬剤師とペアとなることで、適切な指導の下で効果的に病棟薬剤師として活動できる体制を整えています。

実務実習

実務実習

薬学教育6年制に対して、実務実習指導、早期体験実習等の受け入れを行っています。実習期間中は、担任制度を導入し、きめ細やかな指導に努めています。

長期実務実習カリキュラム(例)(PDF 166KB)

実務実習 注意事項(PDF 61KB)

継続的に学べる環境

症例検討会(病棟カンファレンス)

各病棟での薬学的介入について、1週間に1度ディスカッションを行っています。

毎朝のミニ勉強会(モーニングスタディ)

朝礼前に様々な薬学書を用いて勉強会を実施しています。

研修会や学会参加

学会発表・参加や資格取得に必要な研修のサポ-トが充実しており、積極的に自己研鑽する薬剤師を応援します。学会参加後は、参加報告会(プレゼンテーション)をすることで、最新の情報をスタッフ間で共有しています。

継続的に学べる環境
継続的に学べる環境

看護学校の講義(平成30年度から入学生募集を停止しております)

薬理学Ⅰ(1年生)、薬理学Ⅱ(2年生)、国家試験対策(3年生)の講義を担当しています。

国家試験のためだけでなく,薬の基本を理解して将来臨床の場で役に立つことを目指しています。

医薬品情報管理室の業務

医薬品情報の収集、整理、保管、評価および提供

医薬品情報を収集し、院内および院外に提供しています。

副作用情報の管理

医薬品による有害事象が発生した場合、独立行政法人医薬品医療機器総合機構に報告し院内の職員に対して情報を提供しています。

薬事委員会の事務局

新規採用医薬品の申請を受け付け、会議の資料を作成し開催する等事務局を務めています。

研修会の計画、広報および実施

院内の職員だけでなく地域の医療関係者と意見交換することを目標に研修会を実施しています。

医薬品の薬価交渉業務

全国自治体協議会が管理する「医薬品ベンチマーク分析システム」を活用した、ディーラー(卸)との薬価交渉を総務課契約係と共同して取り組んでいます。

実績紹介

平成27年度 薬剤部業績

学会発表

  1. 河渕真治、早川太朗、吉岡涼輔、中野一樹、中野佑也、矢野京香、中山英夫、伊藤由佳子、栄田敏之
    SGLT2阻害剤のラット皮膚組織移行性の比較
    第58回日本糖尿病学会、2015年5月21日、山口
  2. 津田由紀子、山中 理、神原 諒、馬場景子、中山 英夫
    疑義照会集積システムの構築および件数とその内容の実態調査
    第36回 滋賀県病院薬剤師会 学術大会、2015年8月2日、草津
  3. 水上彩奈、山中 理、神原 諒、中山 英夫
    持参薬管理業務への取り組み
    第36回 滋賀県病院薬剤師会 学術大会、2015年8月2日、草津
  4. 吉岡涼輔、河渕真治、早川太朗、伊藤由佳子、中山英夫、栄田敏之
    SGLT2 阻害剤 ipragliflozin、dapagliflozinのラット組織移行性の比較
    第52回日本糖尿病学会近畿地方会、2015年11月14日、京都
  5. 神原 諒、山中 理、中山 英夫
    当院におけるアブストラル舌下錠の使用状況調査と適正使用の取り組み
    第25回日本医療薬学会年会、2015年11月22日、横浜
  6. 山中 理、益澤 明、中山 英夫
    HBV再活性化のスクリーニング検査に対する自動多方向アプローチの効果
    第25回日本医療薬学会年会、2015年11月23日、横浜
  7. 馬場 景子、山中 理、中山 英夫
    補正した血清クレアチニン値を用いて腎機能推算を行いカルボプラチン投与量が減量となった一例
    第37回日本病院薬剤師会近畿学術大会、2016年1月24日、神戸
  8. 神原 諒、山中 理、阿部 史誉、鄭 智佳、水上 彩奈、中山 英夫
    当院における入院患者の持参薬業務について
    第37回日本病院薬剤師会近畿学術大会、2016年1月24日、神戸
  9. 早川 太朗、山中  理、中山 英夫、辻 明紀子、小松 典子、峠岡 佑典、石井通予
    糖尿病外来患者の末梢神経障害発症に関する実態調査
    第34回滋賀県インスリン治療懇話会、2016年2月27日、大津

講演

  1. 中山英夫
    ジェネリック医薬品と医療安全 ~新たなリスクに挑む~
    医療安全のために薬剤師力を活かす、2015年9月17日、守山
  2. 山中 理
    臨床現場におけるIT活用術
    第32回京都薬科大学臨床薬剤業務セミナー、2015年11月26日、京都

シンポジウム

  1. 山中 理
    持参薬の管理
    第37回日本病院薬剤師会近畿学術大会、2016年1月23日、神戸

平成28年度薬剤部業績

学会発表

  1. 栄田敏之、河渕真治、吉岡涼輔、伊藤由佳子、早川太朗、中山英夫
    SGLT2 阻害剤のラット皮膚組織移行性の比較
    第59回日本糖尿病学会年次学術集会、2016年5月21日、京都
  2. 神原諒、髙尾しほ、中山英夫
    緩和ケア病棟における院内製剤クエチアピン坐剤の使用経験
    第26回日本医療薬学会年会、2016年9月17日、京都
  3. 阿部史誉、早川太朗、中山英夫
    急性腎障害によりバンコマイシン血中濃度が100μg/mLを超え血液透析を施行した1例
    第26回日本医療薬学会年会、2016年9月17日、京都
  4. 山中 理、早川太朗、中山英夫
    診療報酬改訂に伴う経皮吸収型消炎鎮痛薬の影響調査
    第26回日本医療薬学会年会、2016年9月19日、京都
  5. 田中 敦子
    プレアボイドに関するアンケート調査結果について
    平成28年度 薬事部 医療安全委員会 プレアボイド報告研修会 2017年2月16日、滋賀
  6. 鄭 智佳、富田 真央、西田 なほみ、光吉 明
    効率よいNST活動のための回診ツールと介入方法の工夫
    第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会 2017年2月24日、岡山
  7. 富田真央、高見史朗、益澤明、城正泰、馬場景子、水上彩奈、阿部史誉、神原諒、中山英夫
    当院における新規経口C型肝炎治療薬の外来運用及び使用状況
    第38回日本病院薬剤師会近畿学術大会、2017年2月26日、大阪
  8. 赤水希衣、神原諒、山中理、中山英夫
    抗血栓薬3剤併用療法(triple therapy)における出血性合併症の検討
    第38回日本病院薬剤師会近畿学術大会、2017年2月25日、大阪

講演

  1. 神原 諒
    緩和ケアに関わる薬剤師として
    第1回 大津緩和ケアセミナー、2016年7月7日、大津
  2. 山中 理
    一般名処方の問題点~8つ観点から~
    第12回富士通電子カルテ導入運用ノウハウ事例発表会、2016年9月24日、大阪
  3. 早川太朗
    外来糖尿病患者の血糖降下薬の処方状況と腎機能に関する調査
    第2回大津疾患管理セミナー、2017年1月21日、大津

平成29年度薬剤部業績

学会発表

  1. 山中理
    外来での情報連携~検査値印字とその先~
    医療薬学フォーラム2017(第25回クリニカルファーマシーシンポジウム)、2017年7月2日、鹿児島
  2. 前田奈美、早川太朗、神原諒、中山英夫
    当院におけるアファチニブ使用症例の後方視的検討
    第38回 滋賀県病院薬剤師学術大会、2017年8月6日、草津
  3. 小山加奈世、馬場景子、富田 真央、神原諒、中山英夫
    XELOX療法に対する制吐療法の実態調査
    第38回 滋賀県病院薬剤師学術大会、2017年8月6日、草津
  4. 早川太朗、山中理、中山英夫、畑真之介、峠岡佑典、石井通予
    外来糖尿病患者の血糖降下薬の処方状況と腎機能に関する調査
    第29回 糖尿病療養指導研究会、2017年9月23日、大津
  5. 神原諒、中山英夫
    薬学部実務実習生の緩和ケア教育と知識習得に関する検討
    第27回 日本医療薬学会年会、2017年11月4日、千葉
  6. 山中理、阿部史誉、益澤明、中山英夫
    eXChartを用いたHBV検査歴確認ならびに検査オーダツールのレジメン組み込み効果
    第27回 日本医療薬学会年会、2017年11月4日、千葉
  7. 佐藤弘康、野村浩子、木村好伸、柴崎淳、木下元一、木津茂、須鎌建、山中理、大庭理寛、多喜和夫、荒義昭、舟橋由香子、岡橋孝侍、高田敦史
    外用薬における用法・コメントの指示率に関する多施設実態調査
    第37回 医療情報学連合大会(第18回日本医療情報学会学術大会)、2017年11月22日、大阪
  8. 和田みどり、石原奈緒子、廣田真理、畑譲、吉川麻紀、辻淳子、竹内貴記
    認知症せん妄ケアチームの取り組み 「できること」に着目したチーム介入の1事例
    第3回 認知症にかかる医療と介護の滋賀県大会、2017年12月17日、大津
  9. 前田奈美、早川太朗、神原諒、中山英夫
    当院におけるアファチニブ使用症例の後方視的検討
    近畿薬剤師合同学術大会2018(第39回日本病院薬剤師会近畿学術大会・第20回近畿薬剤師学術大会)、2018年2月3日、京都
  10. 小山加奈世、富田真央、神原諒、阿部史誉、中山英夫
    XELOX療法施行時の制吐療法の実態調査
    近畿薬剤師合同学術大会2018(第39回日本病院薬剤師会近畿学術大会・第20回近畿薬剤師学術大会)、2018年2月3日、京都
  11. 山中理、中山英夫
    注射オーダにおける医薬品のGS1認証の現状と課題
    日本医療マネジメント学会 第15回京滋支部学術集会、2018年2月17日、京都
  12. 中山英夫、山中理、三嶽秋久、吉村和信、大川真理、澤田裕佳子、河口あずさ、小谷良美、岡田直子
    電子的医療情報の有効な利活用について
    日本臨床試験学会第9回学術集会総会、2018年2月24日、仙台
  13. 笹田侑子、津田真、山下亜希、早川太朗、槻本康人、西田なほみ、畑真之介、峠岡佑典、石井通予、磯野元秀
    糖尿病教育入院患者の個別性への対応 ~当院での取り組みの紹介~
    第36回 滋賀県インスリン治療懇話会、2018年3月17日、大津

講演

  1. 早川太朗
    外来糖尿病患者の血糖降下薬と腎機能の関係
    第1回 病薬連携の会、2017年8月31日、大津
  2. 山中理
    eXChartを用いたHBV検査歴確認ならびに検査オーダツールのレジメン組み込み効果
    電子カルテフォーラム「利用の達人」&地域医療ネットワーク研究会合同企画 導入/運用ノウハウ事例発表会、2017年9月23日、東京
  3. 山中理
    0円で出来る医療情報活用 ~有効性・安全性・効率性UP!!~
    大分県病院薬剤師会1月例会、2018年1月24日、大分
  4. 早川太朗
    薬剤師の立場から糖尿病治療へのアプローチ
    地域連携講演会 in 大津、2018年1月25日、大津

学術論文

  1. 富田真央、馬場景子、水上彩奈、阿部史誉、神原諒、中山英夫
    当院における新規経口C型肝炎治療薬の外来運用及び使用状況
    滋賀県病院薬剤師会誌 VoL.40, No.2(2017), p2-4
  2. 前田奈美、早川太朗、神原諒、中山英夫
    当院におけるアファチニブ使用症例の後方視的検討
    滋賀県病院薬剤師会誌 VoL.41, No.1(2018), p3-7

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