患者相談支援室は、当院をご利用いただく患者さんや家族の方が安心して診察や治療を受けられ、より快適な療養生活を送っていただくための相談窓口です。担当者が相談者の気持ちに寄り添いながら、相談内容に応じた適切な職種とともに対応や支援をさせていただきます。
高齢化社会、産業構造の変化等により、労働者を取り巻く環境と病気になっても働き続けられる職場の整備が必要となっています。「治療と仕事の両立支援」について、患者相談支援室が窓口になり支援者(院外の保健師)が出張し両立支援を実施します。対象疾患はがん・脳卒中・肝炎・指定難病・心疾患・糖尿病・若年認知症などの疾患により、療養しながら働きたい方と、そのご家族です。
当院には、患者またはその家族と医療者との間に立ち、中立的な立場で対話の橋渡しの役割をする専門スタッフ(入院時重症患者対応メディエーター)がいます。患者またはその家族に寄り添い、不安や心配事について一緒に考え、状況の理解促進・意思決定支援・心理サポートなどを行っています。