血清(採血された血液を凝固させた後に遠心分離により得られる黄色の液状成分)や体腔液(腹水や胸水)、髄液、尿などに含まれる蛋白・糖・電解質・窒素化合物・脂質・酵素などを自動分析装置を用いて化学的に分析を行います。
免疫(抗原抗体)反応を利用して感染症(B型肝炎、C型肝炎、HIVなど)や腫瘍マーカー(CEA、CA19-9、PSAなど)、ホルモン(甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、脳下垂体ホルモンなど)、心筋マーカー(トロポニンT、BNP)、血中薬物濃度(強心剤、抗生物質、免疫抑制剤など)の分析を行います。