臓器名 | 智歯(親知らず) |
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臓器の特徴・働き |
智歯は親知らずとも言われ前から7番目の歯である第二大臼歯の奥に生えてくる歯です。 智歯は永久歯に分類されますが正常に生えてくることが少なく歯としての機能を果たすことが少ないです。 |
危険因子 | 親知らずが横向きに生えている、または完全に埋まっているなど、正常に生えていない場合、親知らずが虫歯になっているまたは歯ぐきが炎症を起こしている場合、親知らずが他の歯に悪影響を与えているまたは噛み合わせを悪くしている場合、親知らずが顎関節症の原因になっている場合は抜歯が必要となります。 |
症状 | 智歯周囲炎は親知らずの周りの歯ぐきが炎症を起こしている状態です。親知らずが完全に生えていなかったり、磨き残しがあったりすると、細菌が繁殖しやすく、炎症(智歯周囲炎)を引き起こすことがあります。智歯周囲炎の症状は親知らず周辺の歯ぐきの腫れや痛み、口が開けにくい、飲み込みにくい、発熱、顎の下のリンパ節の腫れです。軽度の場合は、歯ぐきのクリーニングや抗菌薬の服用で改善することがあります、重度の場合や何度も繰り返す場合は、親知らずの抜歯が必要になることもあります。 |
検査・診断 | まず、レントゲン撮影(パノラマ・CT等)や口腔内診査などを行い、親知らずの状態や周りの組織(骨や神経)との関係を詳しく確認します。 |
治療 | 抜歯: 麻酔をしてから、親知らずを周りの組織から丁寧に剥がして抜きます。場合によっては、顎の骨を削ったり歯を分割して抜くこともあります。親知らずの抜歯は、決して簡単な処置ではありません。抜歯を検討されている場合は、まずはかかりつけの歯科医師に相談し、あなたの状態に合わせた治療計画を立ててもらいましょう。 |
この疾患における 当院のアピール |
当院では親知らずの抜歯を全身麻酔を用い眠った状態で数本同時に済ませることが出来ます。 多くの場合2泊3日の入院で費用は8~9万円くらいです。 |