臨床研修センター

研修医からの病院紹介

こんにちは!研修医1年目のM.Fです。

これを書いているのは今年度のマッチングが終わっている時期ではありますが、今後当院での研修を考えている医学生の皆様の参考になれば幸いです。既に同期が当院の魅力を沢山語ってくれており、重複する内容もあるかと思いますが、約5か月の研修を通して実感した以下①~③の点についてお話させていただきます。

 

①ローテーションでの学び(~小児科研修での経験を例に~)

②恵まれた同期

③働き方と待遇面

 

①初期研修が始まって約1か月、まだ事務作業すら慣れていない中で、小児科での研修がスタートしました。

そんな右も左もあやふやな状態の私に、上級医の先生方は小児における手技や診察の仕方、座学そして実技共に一から丁寧に教えてくださり、着実に経験を積むことができました。

1か月はあっという間で、ほんの僅かなスキルアップしかできなかったようにも思えますが、この時期に小児科で研修できたからこそ、救急の日当直で小児が受診・搬送された際には経験を活かして自信を持って診察にあたれるようになったことが、何より私にとっての大きな成果でした。

このように、各科のローテーションで学んだことが、救急日当直にもしっかり活かされているなと実感できる、日々学びのある現場になっています。

 

②私は地方大学出身のため、初めましての同期ばかりでした。ぎこちない挨拶を交わし合ったのを今でも覚えています。

そんな同期ともすぐに打ち解け、今では皆私の良き話し相手です。

本当に話しやすい人ばかりで、症例、医学知識、手技などといった真面目なことからちょっとした雑談まで、とにかく何でも気軽に話すことができます。

たった2年間の同期かもしれませんが、こうした恵まれた同期と共に過ごせることは、研修生活において欠かせないことの1つだと思います。

  

③2次救急の市中病院…救急の日当直、やっていけるのかな…?

初期研修病院を選ぶ上で皆さんが気になることの1つだと思います。私も、特に女性として初期研修を行うにあたって、不安要素の1つでした。約5か月働いてみた感想として、正直、決して楽ではありません。月平均4~6回の日当直は身体に堪えることも…

しかし、その疲労を上回るやりがいは確実にあります。(具体的な内容は他の研修医の紹介文を参考にしてみてください。)それだけではなく、待遇面がしっかりしているのが、何よりも働きやすさに繋がっていると思います。

日当直代しか出ない病院も多い中、日当直代に加えて時間外手当もきちんと出るため、仕事量の割に給料が少ない…なんてことは全くありません。(むしろ貰いすぎなくらいです…)。有給は年に20日間とることができ、夏季休暇は有給と別に4日間あって611月の間でとることができます。

平日の当直明けは基本的に1215分で帰ることができ、半日の有給を使えば当直が終わる時間の830分で帰ることも可能です。

1715分が定時で日や科によって終わる時間は違いますが、何時間も残業しないといけないなんてことはありませんし、当直明けも残業で帰れないということも基本ありません。こうした待遇の良さとそれを上手く活用していくことで、きちんと働きながらも適度な休息をとることができ、on-offがしっかりとした研修生活が送れています。

 

長々とした文になってしまいましたが、少しでも当院での研修生活のリアルが伝わっていればと思います。

 

文章から得られる情報ではなかなか分からないことも多いと思います。

是非1度当院へ見学に来て、病院の雰囲気や研修医が働いている様子を実際に見たり、研修医の生の声を聞いたりしてみてください!

お待ちしております!