臨床研修センター

研修医からの病院紹介

どうも、こんにちは。研修医1年目のAです。
すこーしずつですが、研修生活にもなれてきたところですかね。土曜日の日直の救急業務はそこそこの忙しさで無事終わって、テレビを見ながら休日を満喫している合間にこの記事を書いています。

思い返せば、僕の学生時代の研修医へのモチベーションって「そこそこ勉強できて、いろんな科の実際の仕事環境を体験できたらいいな」ぐらいのふわっとした感じだったかなと思います。出身は大阪大学で、軽音部でギターを弾いてたので、休日に音楽とかやりながら楽しく研修できればという軽い気持ちでしたね。そんな僕もいざ働きだしてお給料をもらうと、「医師として最低限の能力と仕事で医療業務にあたらないと」て気になってきたものです。人間って不思議。そして、その「医師としての基礎的能力」を養っていただけるだけの環境が市立大津市民病院にあったことが何より幸運でした。
まずは日当直業務ですね。はっきり言って当直なんて楽なはずはありません。どんなに患者数の少ない病院だって仕事場で一夜を過ごすのはストレスです。そんな中でも大津市民病院には、多くを任せていただける準備があります。数ヶ月前まで学生だった僕にとって患者さんの診療や治療は緊張の連続です。しかし一緒に入ってくださる上級医は優しくも熱心に教えていただける方ばかりで、毎回新しい発見をさせてもらっています。僕は救急科の志望ではないですが、どんな医師になろうと必要な経験なんだろうな、と思うところです。
日中の診療科ローテートでは、どの科でもこちらのやる気に応じて診察や病棟業務、処置や手技などをやらせてもらえます。病棟で雑務に追われて気づけば一日が経っているということはありません。上級医から看護師、その他の医療スタッフの方たちもこころよく、僕たちに経験をさせてくれるのでこちらも気兼ねなく勉強できます。大津市民病院の看護師さんは経験のあるデキる方が多くて、こちらも胸を借りやすいです。
そして、研修医仲間。このコロナ禍で以前のように同期で食べたり飲んだり、診療科で歓迎会をしたりできません。不運な年に研修医になったと思います。しかしたった3ヶ月目でも孤独感とか疎外感は全くありません。それも2年目研修医をはじめ病院スタッフの方たちが温かく迎えてくれたためです。有志でやってくださる勉強会も勉強になるだけでなく楽しいコミュニケーションの場です。最近は同期のN君に「ちょっと茶でもしばこうや」のノリで誘われて「エコーの練習」をしています。

少々「真面目なやつ」ムードが出過ぎましたかね笑
冒頭でも言ったとおり、僕は「やる気と志に満ち溢れた研修医」ではないと思います汗。どちらかというとゆとりを大切にしたいタイプです。ギターもまた弾き始めて休日はのんびり過ごしています。そんな僕でもONとOFF、メリハリを持って研修生活を送れるのが大津市民病院のいいところです。ぜひ一度覗きに来てください。