所在地:大津市本宮二丁目9番9号
開設者:副理事長 若林 直樹
開設年月日:昭和12年4月1日
院長:日野 明彦
病床数:401床
診療科目:消化器内科 呼吸器内科 呼吸器外科 脳神経内科 循環器内科 精神・心療内科 小児科 外科・消化器外科・乳腺外科 整形外科
脳神経外科 心臓血管外科 リハビリテーション科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 泌尿器科 皮膚科 歯科口腔外科 放射線科
麻酔科 形成外科 病理診断科 救急診療科 緩和ケア内科
医師数:100人(令和4年4月1日時点)
指導医数:42人(臨床研修指導医講習受講者)
プログラムの名称:市立大津市民病院初期臨床研修プログラム
コースの名称 | 募集人員 | 研修病院 |
本院通年コース | 9名(予定) |
2年間 市立大津市民病院 |
研修医個々の研修意欲を最大限に受け止めるために、研修医代表者として研修医長(2年次)と副研修医長(1年次)を設定し、積極的に研修運営に関与してもらうことにより、病院から指示された研修業務に加えて、研修医が希望する研修を恒常的なプログラム改善に反映させています。
日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身につけることを研修の目的としています。将来の進路にとらわれず初期治療、救急医療などの基本的な知識・技術を修得すると共に、患者の立場に立って思いやりと気配りのできる医師が目標です。
臨床研修は自己研鑽が基本です。知識や技能の修得はもちろんですが、人格の涵養に重点を置き、医師としての人格教育を基本に探究心と医の心をもち社会人としても尊敬される医師の養成を目指します。
研修には急性期医療のほかに感染症(1類、2類、結核)、神経難病、緩和医療、さらに医療の質・安全管理室の活動を通じて医療安全や感染症管理も学びます。
(例)
1年次は内科24週、救急4週(2年間で12週)、麻酔科4週、産婦人科4週、精神科4週、外科4週、小児科4週をそれぞれ研修します。精神科と産婦人科は協力病院で研修します。内科はⅠ群(消化器)、Ⅱ群(内分泌・糖尿病、血液)、Ⅲ群(総合、腎臓)、Ⅳ群(循環器)、Ⅴ群(呼吸器)Ⅵ群(神経)をローテートします。
2年次は地域医療4週月、救急8週(2年間で12週)が必修です。地域医療は市内の病院と診療所で研修します。救急研修は24時間365日救急診療を提供する「ERおおつ(救急診療科)」における実地研修で、救急車同乗研修も実施しています。
これら必修を除く期間は選択期間とし、希望により4週単位で研修します(同一診療科の複
数回研修も可)。「臨床研修の到達目標」は全て達成できるよう配慮しています。
2年間で全科的標準医療を習得するために、各診療科での研修を縦糸とするなら、ER型救急外来での研修を横糸と位置づけ、関係診療科・コメディカルとの連携、チーム医療への参加を学びます。(研修スケジュールについて、一部変更となる可能性があります)
救急診療科、内科(消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、脳神経内科、総合内科、腎臓内科、内分泌・糖尿病内科、血液内科)、外科・消化器外科・乳腺外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科、緩和ケア内科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、整形外科、心臓血管外科、呼吸器外科、脳神経外科、泌尿器科、放射線科、リハビリテーション科、臨床検査、病理診断科、集中治療部、感染症科
なお、2年次の選択期間中に協力病院である京都府立医科大学附属病院、京都大学医学部附属病院及び滋賀医科大学医学部附属病院での履修も可能です(8週を上限とします)。
研修協力病院:滋賀県立精神医療センター(精神科)
京都府立医科大学附属病院(産婦人科、選択科目)
京都大学医学部附属病院(産婦人科、選択科目)、
滋賀医科大学医学部附属病院(産婦人科、選択科目)
研修協力施設:医療法人良善会ひかり病院、医療法人幸生会琵琶湖中央リハビリテーション病院、長浜市立湖北病院、
医療法人滋賀勤労者保健会坂本民主診療所、医療法人滋賀勤労者保健会膳所診療所、滝本医院、
医療法人なかじま内科クリニック、 医療法人西山医院、ハッピーねもとクリニック
医療法人新緑会森井眼科医院、 米村小児科、医療法人社団弓削メディカルクリニック、
医療法人社団湖光会湖山クリニック(地域医療)、医療法人名和会琵琶湖病院(精神科)
令和4年度 1年次 本院採用9名
2年次 本院採用9名
報道のとおり、当院は前管理職員と現場医師達の間の人事を巡るトラブルによって、常勤医師が多数退職するという問題に直面しました。ちゃんと診療できるのか? 医師として充実した研修が出来るのか? という声が上がるのも当然です。しかし、当院800名の職員はこの件に全く関りがなく、現場で献身的に働いています。診療レベルはまったく落ちておらず、むしろ士気は上がっています。当院には様々な大学の出身者が働いていますが、患者さんの前で必要なのは、高い技量と患者さんを助けようとする熱意であり、出身医局は意味をもちません。臨床の現場では、教科書に書いていないことがたくさんあります。当院では、医師として不可欠な、実戦的な技量を身に着けていただくことを優先目標として、皆さんの研修を支援します。
研修医個々のMy goalに向けた取り組みを継続的に支援します。生の医療ニーズに触れる中で死生観を展開し、医療人としての個々の役割(My goal)を見極めてください。全科、後期研修への継続性を踏まえた指導を行います。後期研修との連続性の中で関連学会認定に必要な研修が完全履修できるなど、研修充実への最大限の支援体制を目指しています。
研修を通してマーケット(患者・地域)ニーズをとらえる力を付けてください。仕事上の意思決定(臨床・進路など)を最適化する最強のツールは、自分なりの真摯なニーズ分析だと思います。あせらずMy goalを目指してください。武士(もののふ)のやばせの舟は早けれど急がば廻れ瀬田の長橋
応募資格 : 医師国家資格試験合格予定者
募集人員 : 1年次 9名(予定)
研修開始日 : 令和5年4月1日
出願期間 : 令和4年7月1日~同年7月31日
出願書類 : a. 臨床研修申込書(当院所定の様式)(PDF形式 18KB)
b. 履歴書(医科)(当院所定の様式)(PDF形式 24KB)
c. 面接カード(医科)(当院所定の様式)(PDF形式 27KB)
d. 成績証明書
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試験日 : 令和4年8月22日(月)(面接時間は別途文書にて通知)
選考方法 : 書類審査と面接による
採否 : マッチングによる
問合わせ先: 〒520-0804 大津市本宮2丁目9-9
地方独立行政法人市立大津市民病院 法人事務局総務課
TEL 077-526-8516
身分 : 研修医(地方独立行政法人市立大津市民病院嘱託職員)
給与 : 1年次:320,100円(月額)、 2年次:330,600円(月額)
手当 : 通勤手当、期末手当、時間外手当等の支給基準は別に定めるところによる 副直手当(1回:1万円)
勤務時間 : 原則として午前8時30分から午後5時15分まで(週38時間45分)
休日 : 土、日、祝日、年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)
休暇 : 年次有給休暇:年20日(4月1日から翌年3月31日まで)
その他の休暇については別に定めるところによる
研修活動 : 学会等への参加可能
演者の場合(年1回に限り):10万円を限度に旅費、参加費(1万円上限)を補助
保険 : 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険、病院賠償責任保険・勤務医賠償責任保険に加入
健康管理 : 定期健康診断、電離放射線健康診断実施 小児系感染症(麻疹・風疹・ムンプス・水痘)、
B型肝炎の抗体価検査、ワクチン接種、インフルエンザ予防接種(全て病院負担)
研修医室 : 仮眠室、ロッカー、個人用デスクあり
その他 : 院内保育所、食堂、コンビニエンスストア、理容室、洗濯室、自販機等あり