こんにちは!研修医1年目のKです。
近畿大学出身で、大津市民病院に来る人の出身校としては珍しいようです笑
みんなが色々と書いてくれているので何について書こうか悩みましたが、先月回ってた麻酔科について。
基本的に毎日、手術の麻酔導入を上級医と一緒に行います。上級医は固定ではなく、いろんな先生につくので様々な視点からコツや注意点などを教えてもらえます。
手技としてはルート確保(vライン、Aライン)、挿管/抜管、術中管理などをさせてもらえます。
…あれ?まとめて書いてみるとそんなに無いように見えるな。。。上級医がたくさん助けてくださるとはいえ、実際には頭の中パニック状態になることが多かったです。汗
まず朝からは麻酔導入に必要な薬剤や器具の準備をします。その後患者さんが手術室に入られたら正念場です。私は導入時が一番気合いのいる瞬間だと思ってます。ルート確保、酸素化、挿管と短時間でするべき処置、操作がまとめてやってくる上、血圧、脈拍、SpO2%などが変化しやすいタイミングでもあるからです。
手術が始まれば、患者さんの状態が安定している限りは見守りと薬剤補充です。体位変換や術野の出血などでバイタルが変わるのでその場合は、随時対応していきます。
手術後は抜管し、患者さんが自身で呼吸をしてSPO2%が保てているか確認して退室を見送ります。
麻酔科での研修は一言でいうと「身体で覚える」でした。もちろん先生方から教えていただく事柄もたくさんありましたが、針を刺す角度、喉頭鏡の動かし方などは実際に何度もやらせてもらって感覚を掴むことで上手くなっていったように思います。
大津市民病院での研修、色々と積極的に丁寧に教えてもらえる環境なのでオススメですよ!是非!