こんにちは!京都府立医科大学とのたすき掛けで研修しております、Tです。京都の四条駅から通っているため毎朝毎秒闘いの日々ですが、当院は膳所駅から徒歩5~7分(※早歩きの能力による)なので安心です。1年目研修医の通勤手段は徒歩、自転車、バイク、車、電車と全コンプしていまして、それぞれがそれぞれに対して時折無いものねだりをしていますが、交通の便に関してかなり恵まれている方であることは確かです。セグウェイとかで通うと新しいかもしれません。
さて、私はこれまで腎臓・糖尿病・血液・呼吸器内科を回らせて頂きました。内科では上級医の先生に教えて頂きながら病棟管理を学ぶのがメインになり、2年目の先生方は広く裁量を任されることもあるようです。病棟の看護師さんからの薬剤や指示についての質問に応対していらっしゃるのを研修医室で横目にしながら、医師免許を手にした瞬間から「先生」と呼ばれる緊張感と責任感を日々実感しています。
病棟は5~8階に位置しているため、各病室の障子(これも風流ですね)から覗く琵琶湖は本当に綺麗です。今日はよく晴れてますね、家はあの辺りなんです、あそこの白い建物の隣…等々、患者さんとお話する時間が個人的には一番好きです。一方で、たとえば長期入院の患者さんに対して日々の声かけはどのようにするのがベストなのか、悩むこともあります。答えのない問題に対して悩んだり調べたりする時間が十分にあるのもまた、当院の研修の良いところかもしれません。
皆さまと来年お会いするかもしれない研修医たちは、志望動機も経歴も年齢も多種多様です。もちろん偶然の産物ではあるのですが、病院としての懐の深さというか、そういった多様性をある程度許容してくれる姿勢が実は下地として存在しているのでは、と思ったりもします。この文章が無事総務課の皆さまの許可を得てFacebookに掲載されているなら、まず間違いないでしょう。たぶん。
おかげさまで人数も程よく、いろんな人がいろんな人をそれぞれ尊重できる空間が出来上がってるんじゃないかなあと、少なくとも私はそう感じています。居心地の良さは見学にいらした時にきっと感じて頂けると思いますので、お待ちしております。お昼はファミマのアレをおごります。アレですよ。