病院の案内

RRS(Rapid Response System)

病院では治療中の患者さんの状態が急に悪化して、蘇生処置を要したり、緊急に集中治療室に収容したりするような事態が発生することがあります。そのような急変状態に陥る数時間前には6~8割程度の患者さんが何らかの異常徴候を示していることがわかってきました。そこで、急変状態に陥る前兆を察知して状態の悪化を防ごうとするのがRRSです。

患者さんの状態が通常と異なる場合に、現場の看護師等が定められた基準に基づき、主治医または専門チームに連絡し、早期に介入・治療を行うことで、ショックや心停止といった致死性の高い急変に至ることを防ぎます。当院では、2015年9月からRRSの稼働を開始し、2016年9月から全病棟で展開しています。

RRS