QI(クオリティ・インディケーター)
QI(クオリティ・インディケーター:医療の質の指標)
当院は、2013年度から一般社団法人日本病院会のQI(クオリティ・インディケーター)プロジェクトに参加しています。QIは医療の質を表す指標で、病院経営の根幹を成すものです。経時的にQIを測定し、医療を透明化・可視化することで自院の立ち位置を知ることができます。 また、当院ではQIプロジェクトの指標の他にも、独自の指標(「医療実績」)をもうけています。 これらの指標を観察・分析し、常に医療の質向上、バージョンアップに努めています。
2023年度
医療実績(独自指標)
QIプロジェクト実績(一般病床向け指標)
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2023年度 医療実績
項目 |
2023年度 |
2022年度 |
前年同期比較 |
平均在院日数 |
14.3日 |
13.2日 |
+1.1日 |
一般病床利用率 |
79.4% |
70.7% |
+8.7% |
紹介率※ |
80.0% |
66.6% |
+13.4% |
逆紹介率※ |
101.3% |
100.3% |
+1.0% |
手術件数 |
2,680件 |
2,419件 |
+261件 |
救急ストップ時間 |
74時間 |
420時間 |
△346時間 |
人間ドック受診者数 |
2,578人 |
2,184人 |
+394人 |
入院患者満足度※※ |
93.1% |
88.3% |
+4.8% |
外来患者満足度※※ |
79.9% |
74.0% |
△5.9% |
※ |
QIプロジェクトの指標にも含まれる。 |
※※ |
「この病院について総合的には満足している」という質問に対し、5段階評価で「非常にそう思う」、「ややそう思う」と回答した割合を掲載(患者本人および患者家族回答分を対象としているため、QIプロジェクトの患者満足度とは合致しない)。 |
2023年度 QIプロジェクト実績(一般病床向け指標)
病院全体
紹介割合
逆紹介割合
退院後4週間以内の予定外再入院率
18歳以上の身体抑制率
職員におけるインフルエンザワクチン予防接種率
患者満足
入院患者満足度
外来患者満足度
医療安全・感染
入院患者の転倒・転落発生率
入院患者の転倒・転落による損傷発生率(レベル2以上)
入院患者の転倒・転落による損傷発生率(レベル4以上)
65歳以上の入院患者における転倒・転落発生率
1か月間・100床当たりのインシデント・アクシデント発生件数
全報告中医師による報告の占める割合
褥瘡発生率
血液培養検査における同日2セット以上の実施割合
手術・処置
特定術式における手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
特定術式における術後24時間(心臓手術は48時間)以内の予防的抗菌薬投与停止率
特定術式における適切な予防的抗菌薬選択率
症候性尿路感染症発生率
統合指標(手術)
脳・神経系
脳梗塞(TIA含む)患者のうち入院2日目までに抗血栓・抗凝固療法を処方した患者の割合
脳梗塞(TIA含む)患者のうち抗血小板薬を処方した割合
脳梗塞患者のうちスタチンを処方した割合
心房細動を伴う脳梗塞(TIA含む)患者のうち抗凝固薬を処方した割合
脳梗塞における入院後早期リハビリ実施症例の割合
統合指標(脳梗塞)
筋・骨格系
大腿骨頚部骨折や大腿骨転子部骨折は、入院後早期に手術を受けることが望ましいとされています。
大腿骨頚部骨折の早期手術割合
大腿骨転子部骨折の早期手術割合
救急
救急車・ホットラインの応需率
薬剤・栄養
糖尿病・慢性腎臓病を併存症に持つ患者への栄養管理実施率
シスプラチンを含むがん薬物療法後の急性期予防的制吐剤投与率
地域連携パス
脳卒中患者に対する地域連携パスの使用率
大腿骨頚部骨折患者に対する地域連携パスの使用率