看護局

先輩からのメッセージ

お知らせ

『しがでナースる!お仕事紹介ガイドブック』に当院看護師が紹介されました

滋賀県医療政策課ホームページにて全ページご覧いただくことができます。

『しがでナースる!~看護の魅力!情報発信事業~』ページへ(外部リンク)

新人看護師 ICU

―看護師になろうとしたきっかけ―

新人看護師2 私は自身の入院体験から看護師を目指すようになりました。私は幼少期に長期で入院することになり、家族と離れて生活しなくてはならない苦痛や治療に対する不安を感じていました。そんなときに笑顔で寄り添い、心の支えとなってくださったのが看護師の方々であり、私も入院しておられる患者さんに寄り添い、ニーズをくみ取ることができる看護師になりたいと考えるようになりました。

■当院を選んだ理由

 市立大津市民病院を希望した理由は病院見学に参加させていただき、先輩看護師の方々とお話しさせていただく中で、新人1人1人に合わせた教育進度を取ってくださることが魅力的だったからです。
また、優しくお話ししてくださる先輩ばかりであり、質問や相談をしやすい環境だと感じました。市立大津市民病院で働かせていただくことで、自身の目指す看護師像を極めていくことができると感じました。


―患者のニーズに応える看護師に-

 病院には様々な病気を患った患者さんがいらっしゃいます。私が今働いているICUでは循環器疾患から呼吸器疾患、手術直後の患者さんなど様々な容態の患者さんがいらっしゃいます。患者さんのADLも様々であり、1人1人抱えておられる悩みや不安も違ってきます。中には不安や悩みがあっても、自己にて訴えることが困難な患者さんもいらっしゃり、日々関わらせていただく中で看護師が汲み取ってケアを行っていくことも重要になってきます。また、ICUに入室される患者さんは緊急性が高い状態にあり、そういった状態を脱した際には退室されるため、患者さんとの関わりが短期間になってしまうことがあるのも特徴です。
私は急性期で病気と戦っておられる患者さんと日々関わらせていただく中で、疾患に対するケアを行うだけでなく、患者さんが抱えておられる苦痛や不安を汲み取った看護をしていきたいです。そのために、日々先輩にご指導いただき、学習と積み重ね、患者さんの苦痛や不安に気づく力を身に着けていくことが今の目標です。

4年目看護師

―笑顔を届けられるステキな看護師に―

新人看護師2 私の祖母は入院を繰り返しており、何度も病院にはお世話になっていました。ある日、面会に行った際、祖母の担当看護師は男性の看護師でした。その男性看護師はすごく素敵な笑顔で看護をしてくださり、今でもすごく印象に残っています。
私は当時、男性の看護師の存在を知らず、私も素敵な笑顔を届けられる様な看護師を目指したいと思い始めたことが、看護師になろうと思ったきっかけです。


―ありがとうに救われる毎日。退院後の生活を見据えた看護を提供したい-

新人看護師2 現在泌尿器科、消化器内科、皮膚科の混合病棟で働いています。毎日入退院が多く、新たな知識や看護技術を先輩看護師に教えてもらいながら日々看護を行っています。優しい先輩看護師のおかげで少しずつ成長できていると思います。わからないことも多く、忙しい業務が続く日もありますが、その中でも入院されている患者さんに「ありがとう」といった一言を聞くだけで、本当に看護師になって良かったと思います。
これからも患者さんに苦痛の無いように入院生活を送っていただけるよう、笑顔の素敵な看護師を目指したいと思っています。また、私は患者さんに対して、退院後の生活に対する不安が解消してから退院できるように関わりたいと考えています。これからも、患者さんが入院前の元の生活に戻れるよう患者さんと家族の橋渡しができる看護師を目指して頑張っていきたいです。

中堅看護師

-寄り添う看護を目指せる病院に出逢えた-

3年目看護師 私が幼い頃から家族が病気だったため、元々看護師は身近な存在でした。私が不安な時、側に来て支えてくれたことがきっかけで「私も人の気持ちに寄り添える優しい看護師になりたい」と思い看護師を目指しました。
就職先に悩んだとき、当院のインターシップに参加しました。患者さんに対し丁寧に接しておられ、病棟の雰囲気も良く先輩看護師が明るく仕事されているのが印象的で、「私もこの病棟で働きたい!」と思い当院への就職を決めました。
ご縁があり、現在インターシップに参加した呼吸器内科・血液内科・内科病棟で働いています。


―紆余曲折を経て、成長した自分を褒めたい-

3年目看護師 1年目の頃は分からない事だらけで落ち込むこともありましたが、先輩方から丁寧に優しく指導して頂き、乗り越えることができました。現在3年目になり、頼りになる先輩看護師からアドバイスを受けながら少しずつ周りを見、業務できるようになってきたと思います。
ただ、業務に追われ自分の目指す「患者さん一人一人に寄り添う看護」ができているのだろうかと自分を見失っているのではないかと悩むときもあります。そんなとき、先輩看護師の力つよい言葉に勇気をもらい先輩看護師の看護を吸収しながら、自己学習や多くの経験を得て初心を忘れることなく日々成長できています。

中堅看護師

―憧れの先輩を追いかけて、看護の基礎を学ぶ-

中堅看護師 私は、付属看護専門学校を卒業後、当院に入職しました。看護学校の実習のときに憧れた先輩を目指し脳神経外科への配属を希望しました。病棟で6年間経験を積み、2017年からは手術部で勤務しています。
脳神経外科病棟では、脳血管疾患や脊椎・脊髄疾患の患者さんへの看護を通して、基本的な看護技術や疾患の特殊性に応じた看護介入の重要性を学ぶことができました。病棟での看護の経験は異動した今でも、自身の看護の基礎になっていると感じています。


―看護の世界が広がった手術室異動-

中堅看護師 手術部へ異動した当初は、看護師でもこんなに違う分野の仕事があるのかと正直、驚きました。5年目を迎えた今でも、手術室での看護は経験に勝るものはないと感じており、勉強の毎日です。これからも先輩方のように温かく、そして適確に行動できるよう、自己研鑽に励み中堅看護師としての役割を果たしていきたいと思います。
また、手術部では看護師だけでなく麻酔科医、各診療科の医師、臨床工学技士など多職種と連携して働いています。患者さんの希望や各方面からの指示に応えながら、チームとして安全、安楽に手術が進行することを目指し日々の看護を実践しています。手術部に限らず、院内のさまざまな職種の方とともに働くことのできる環境は、自身の看護師としてのスキルアップにつながっていると思います。看護師として、成長したいと思う方はぜひ一緒に働きましょう!

ママさんナース

―きっかけは、母の一言でした-

ママさんナース 私は母親から「看護師になったら」の一言で、看護師を目指しました。病院実習での経験で、関わり一つで患者さんの気持ちやADLが良い方へと進んでいくのを目の当たりにし、どんどん看護の楽しさと奥深さを学びました。今では、看護師の道を選んでよかったと思っています。
当院に就職する際は、色々な分野の知識や経験を増やしたいとの思いでICUでの勤務を希望しました。4年ほど勤務した後、消化器外科、泌尿器外科の混合病棟へ異動となりました。どちらの病棟も入退院や手術など、目まぐるしく日々が過ぎていきました。独身だった私は自分のペースで仕事もプライベートも充実していたと思います。


―育短制度を利用し、仕事と子育ての両立-

ママさんナース 就職して10年ほどで結婚・出産を経て、育休制度を利用し3年のお休みをいただきました。2人の子供を保育園に預けて、復帰先は消化器外科病棟となりました。経験はあるものの3年のブランクは大きく、子育てと仕事の両立に当初は不安が強かったので育短として復帰しました。
はじめのうちは子供が熱を出し、早退させてもらうことも何度かありましたが、師長をはじめとしてどのスタッフも嫌な顔をせずに協力してくれました。また、病棟内で同じように育短で働くスタッフも数名いて、相談にのってもらいとても心強かったです。
今では子育てと仕事の両立にも少し慣れてフルタイムに変更し、時短制度を利用して働いています。 この制度のおかげで平日の日勤は1時間半早く帰らせてもらい、自分で保育園のお迎えに行くことができています。就職の時には、将来の働き方について正直考えていなかったのですが、育休・産休・育短制度など様々な制度や福利厚生が充実している当院で良かったと思っています。

■家族のサポートに感謝

 そして、夜勤や土日勤務をする上で家族のサポートは必要不可欠です。こうして今働けているのは、家族やスタッフの理解と協力のおかげであると感謝しています。家族も大事、看護師という仕事も大好きという思いで、これからも変わっていく生活スタイルに合わせて当院で働いていけたらいいなと思っています。

ベテラン看護師

―看護の変化を学び、そして次世代へ-

ベテラン看護師 私は病院付属の看護専門学校を卒業し、当院に入職しました。最初の配属は消化器内科病棟で、悪性疾患・ターミナルの患者さんがほとんどでした。今では医療機能分化・地域連携が謳っている効果は、在宅医療システムの構築に繋がっていますが、当時最期は病院で迎えられることが多かったように思います。そのような中で私が印象に残ったことは、脳梗塞で寝たきりとなった患者さんが、在宅退院を叶えられたことです。先輩看護師が家族に言われた「家に帰りませんか?」の一言が家人の気持ちに変化をもたらし、在宅の調整ができ退院されました。私自身、病院での療養生活が当たり前と感じていた時に、「人にとって最適な場所ってどこだろう」と考え始めるきっかけとなりました。
救急病棟に異動になった時、短期間で一般病棟に転棟になる患者さんを見送るなか「この短期間で何ができただろう・・・」と、患者さんの先の姿が見えないことにスタッフでジレンマを抱きました。その中でも私達は、患者さんの様々な健康段階にそれぞれ看護師の役割があり、専念していくことがやり甲斐へと繋がるのではないかと考えています。今ベテラン看護師となり、患者さんとの関わりの中での学びや、研修などを通して時代と共に変化し続ける看護の考え方を、感じ・実践してもらえるよう伝えていくことが役割だと思っています。


―将来性のある働き方ができる環境-

ベテラン看護師 大津市民病院はたくさんのベテラン看護師が勤務しています。私は同期や管理職がおられとても心強く、安心して働くことができています。スタッフは、育児休暇や時短制度を利用して働いています。また、一度退職し他病院勤務を経験後、もう一度大津市民病院で働きたいと再就職する看護師もいます。独身の看護師も病院の休暇を利用しリフレッシュしています。特定・認定・専門看護師と専門性を追求する方がたくさんいます。私も、上司が背中を押してくださり看護学士、通信制大学を卒業しました。
このように、ベテランが長く働ける環境であると思います。そして、知識も技術も経験も豊富なベテラン看護師が多くいる職場は、新人・中堅クラスの方も心強いのではないでしょうか?どの職業も一生学習だとは思いますが、看護師の仕事は人との出逢いを通して人の生涯に寄り添える職業だと思います。
ぜひ看護師を目指し、大津市民病院で一緒に働きませんか。