看護局

ICU

ICUのベッドはこれまで6床で年間の入室患者数は延べ800名ほどでしたが、2018年11月1日に8床でリニューアルオープンしました。毎朝、多くのメディカルスタッフと合同カンファレンスを行い治療方針の統一とチーム医療を実践しています。「ここでしか、助けられない命がある」との思いで、より高度な医療の知識と幅広い視野をもって看護にあたっています。

また、ICUで救命できたものの、筋力や認知機能の低下が長期にわたって残るケースもあります。入室直後より毎日、理学療法士とともにリハビリを実践し早期離床を目指しています。ICUの平均在院日数は2、8日です。ICUへの緊急入室による精神的ダメージはその後の生涯においても大きく影響すると言われています。限られた時間ではありますが、患者さんとご家族様のお気持ちに寄り添い、安心して治療に専念できる環境づくりに努めています。

術後入室予定の患者さんへも入室前後に訪問しています。顔を合わせることで安心していただき、病棟と情報交換しながら連携を図ります。このように他部門と連携を図りながら「救命」だけでなく、安心して療養できる環境づくりと、退院後の生活を見据えた、患者さんに寄り添った看護を実践しています。

ICU

ICU全面リニューアル

2床増床、関西初「トータルリフトベッドT425型」(立位のとれるベッド)導入

市立大津市民病院では、関西初となる立位のとれるベッド(トータルリフトベッド)を導入した新ICU(集中治療室)を、2018年11月1日からリニューアルオープンしました

ICU全面リニューアル

当院はこれまでICUを6床で運営してきましたが、救急需要の増大、患者さんの高齢化に伴う重症化、患者さんやご家族のニーズの増大に伴いベッドニーズを満たせない状況があることから、このたび全面改修し8床に増床しました。

新ICUの主な機能と特長

  • 安全に立位をとれるベッド、受動座位をとれるベッドの導入
  • 人工呼吸患者の立位や歩行は、時としてリスクがありますが、この新機能により安全性を高めたうえで、より積極的に早期離床・早期リハビリテーションに取り組むことをめざします。新ICUのいては、これらの機能を活用し、「患者の命だけでなく、精神と運動機能の回復」をさらに高いレベルで達成したいと考えています。
  • ベッド数を、6床から8床へ2床増床
  • プライバシー重視のため、個室を1床から4床に増加
  • 各ベッド面積の向上や、患者監視装置配置の全面更新による機能強化、安全性の向上
<トータルリフトベッドとは>

主にICUで使用される、早期離床・早期回復を促すための電動ベッド。最大82度まで無段階で傾斜するチルト機構や、柔軟性のある素材で患者を支えるストラップシステムを備え、ベッド上に寝た状態のまま安全に起立訓練を行うことができます。また、体重・重力負荷量のリアルタイム測定・表示機能や、床ずれ防止に役立つ湿潤管理機能つき連動エアマットレスなど、より高度な早期リハビリテーションをサポートする機能が標準装備されています。

<トータルリフトベッドとは>
<トータルリフトベッドとは>

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