ICUは、緊急入院や手術直後の患者様など様々な病気の重症患者様を受け入れ、治療を行っています。
毎朝、医師や薬剤師、理学療法士、栄養士、入退院センター相談員など多職種で合同カンファレンスを行い、情報共有と治療方針の統一を行っています。
チームで医療に取り組み、日々患者様の救命のため、より高度な知識と幅広い視野を持って看護にあたっています。
また、早期離床を目指し、早期より理学療法士と共にリハビリを取り組んでいます。
患者様やご家族様にとって、ICU入室により生じた精神的ダメージはその後の人生に影響を及ぼすといわれています。
感染対策を行った面会の実施やICUダイアリーを作成しICU入室中の様子を伝える取り組みを行い、限られた時間の中で患者様とご家族様の気持ちに寄り添い、治療を安心して受けていただけるような環境づくりに努めています。
「トータルリフトベッドT425型」(立位のとれるベッド)導入
主にICUで使用される、早期離床・早期回復を促すための電動ベッド。最大82度まで無段階で傾斜するチルト機構や、柔軟性のある素材で患者を支えるストラップシステムを備え、ベッド上に寝た状態のまま安全に起立訓練を行うことができます。また、体重・重力負荷量のリアルタイム測定・表示機能や、床ずれ防止に役立つ湿潤管理機能つき連動エアマットレスなど、より高度な早期リハビリテーションをサポートする機能が標準装備されています。