血液浄化部は、1999年4月より本館4階で開設し、年間8500件程度の血液透析や白血球除去療法、血漿交換などの特殊血液浄化療法を行っています。
月水金は朝と夜間の2クール、火木土は朝からの1クールで血液透析を実施しています。
外来通院の患者様のほか、近隣の病院やクリニックから手術や検査を受けるために入院された患者様の血液透析も受け入れています。
専任医師が常駐し、看護師や医療機器操作・保守点検の知識・技術を備えた臨床工学技士、保険制度などに精通した医療事務と協働し、安全な治療を受けていただけるよう多職種でのチーム医療を展開しています。
一旦、透析治療が開始されれば、正月やお盆・祝日に関係なく、1回4時間程度、1週間に3回、決められた日に治療を行わなければなりません。そのため、透析治療開始時より、治療を受けながらよりよい生活を送っていただくために、社会支援サービス等の利用相談の他、治療に対する疑問や不安、日常生活における注意点や自己管理の方法などに対応しています。
又、スタッフは、腎臓・透析学会での発表や各種研修会への参加など自己研鑽に努めています。